ラ・リーガ・フェメニーナ(スペイン女子サッカーリーグ)を知ろう

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ラ・リーガ・フェメニーナとはスペイン女子サッカーリーグのことを呼びます。

近年、なでしこリーグからや、高校・大学を卒業後、ラ・リーガ・フェメニーナへの挑戦を志す選手が増えているように感じます。

以前は日本代表に選ばれるような選手しか海外挑戦していなかったイメージなのですが、なぜ、こんなにスペインサッカーが人気になったのでしょうか。

ワールドカップでの日本の活躍や前駆者の方たちが築いてきた日本人プレーヤーのイメージがとても良かったのかもしれませんね。

ここ数年で急成長を遂げている女子スペインリーグを少し紹介していけたらと思います。(2020年4月時点)

カテゴリー

1部リーグの愛称は“Primera Iberdrola” 。

計16チーム1シーズン30試合を行い、下位3チームが降格します。

2部リーグの愛称は “Reto Iberdrola” 。

このリーグは大きく2つのグループ “Norte(北)” と “Sur(南)” に分かれており、計16チーム1シーズン30試合行い、各グループ上位1チームが1部へ自動昇格、さらに各グループの2位同士で試合を行い(1試合)勝利したチームが昇格となっています。

なので、2部からは合計3チームが1部への昇格になります。

(2019年8月以降から名前やシステムが変わりました)

クラブの紹介

AYANO
AYANO

見たことあるエンブレムはありますか?各リーグ16チームで形成されています♪

日本とスペイン ~女子リーグ・サッカーの違い~

認知度

2019年3月17日アトレティコ・マドリード対バルセロナFCの試合で6万739人の観客が入りスペイン中そしてサッカー界にも衝撃を与えました。

7年間なでしこリーグでプレーした私ですが、日本ではこれほどの観客動員数を見たことがありません。スペインではサッカーだけを特科したチャンネルがあります。24時間サッカーのニュースや試合が流れています。このようにサッカーが身近な国ということも含め、かなり認知度は高いと思います。

試合数

カテゴリーのところで紹介したようにスペインは1部2部ともに16チームあるため、リーグだけでも全30試合行うことになります。日本は1部2部ともに10チーム、チャレンジリーグは12チームで形成されているため、1チームあたり全18~22試合。それに比べるとスペインは1シーズンに行われる試合が断然多いです。

リーグの他にですが、日本ではカップ戦、皇后杯。スペインではカップ戦、リーグ上位2チームはチャンピオンズリーグがシーズン中行なわれています。

上位チームと下位チームの大差があるのでは

これはどこのリーグでもある気がします。

日本でもここ数年、日テレ・ベレーザが優勝キープしていて、浦和レッズレディースやアイナック神戸などがそこに食い込んでいこうとしています。

スペインでも、バルセロナやアトレティコ・マドリードが絶対的に上位を独占していて、近年はビルバオやレバンテといったクラブがそこに食い込んでいこうと力を入れています。5位には今年2部から昇格をしたデポルティーボがつけパフォーマンスもバルセロナやアトレティコ・マドリードなどに劣らないくらい面白いサッカーをしていて、年々チームの差というのはなくなりつつあるように感じます。

サッカーの質

スペインに基本的なサッカーというのはなくチームの指揮官のサッカーモデルや、所属する選手によって求めるもの求められるものも変わってきます。

日本のようにつなぐサッカー、きれいなサッカーに慣れていると、パワープレーやセットプレーが多く感じるかもしれません。球際は強く、戦術的ファールというのもスペインにはあります。

分かりやすいのが、カウンターだと思います。

攻めのコーナーの時としましょう。私はハーフラインでアンカーとして残ることが多かったのですが、相手がクリアしそれを拾われて2対3の不利な状況になったとき皆さんならどうしますか?

私は引いて味方の帰りを待とうとしたら「イケー!」と言われプレッシャーに行くとまんまと抜かれてしまいました。そのあと失点にはなりませんでしたが、危ないシーンでした。

後日のチームミーティングで

こういう状況のときはプレッシャーへ行き、カウンターをさせるな!抜かれてピンチになりそうなら相手選手を掴んででもファールをするんだ!とお叱りを受けました。当然イエローカードは出されるでしょう。それでもプレーを止めなかった方が怒られてします。スペインでは守備の場面で危険なシーンだと思ったら迷わず、プレーを断ち切る選択をします。

そのためゴールキック、スローイン、ファールなどのセットプレーがとても多いです。これはスペインに来てから学んだことでとても面白いなと未だに思います。

体格は日本人とそんなに変わらないと思いますが、ダイナミックさや球際の強さはスペインリーグにはあるかと思います。その反面、日本人はテクニックや運動量はスペイン人より優っていると私は思います。

練習量

日本に比べると少ないです。

試合の前日と平日1日は基本的には休みです。

週に4日練習して週末に試合というようなスケジュールになっています。

それプラス、それぞれ空いている時間を使ってフィジカルトレーニングをしている選手が多いかもしれません。

プロ

スペイン女子リーグのほとんどの選手はプロです。

しかし、プロリーグではあるものの、最低賃金とされている900ユーロさえ支払われていない選手は少なくありません。家はクラブが用意してくれますが、チームメートとシェアしながら生活をしています。

もしスペインでサッカーすることに興味がある方はこちらを参考にしてください。

プロって聞くと響きはかっこよくて多額の給料を貰ってそうですが、女子サッカー界はまだまだ難しい問題なのかもしれません。

日本サッカー協会も2019年11月になでしこリーグとは別に“女子のプロリーグを21年に開幕する”と発表しているが、どうなるのか見物です。

最後に

ラ・リーガ・フェメニーナについて少しは知れたでしょうか?

今(2020年4月9日現在)は、コロナの影響でリーグ戦8試合残した状況で中断しています。

この先、再開するのか。中止になるのか。

私たちにも分かっていませんが、今はまず、世界中の皆さんが健康でいつも通りの生活に戻れることを願うばかりです。

¡Hasta luego!

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